やっと週末。そう思うと少しほッとしています。
おウチの緑たちに少しずつお水をあげとこう。
数日前、なんのキッカケだったのかな?
スマホ。一人に一台の時代を思って、世の中便利になったなぁと。
そんな便利なツールが無かった、昭和生まれの私は、
友達とだって遊ぶ連絡さえ、直接その子のおウチに行くか、電話をリーンとか、プルルルル…と、鳴らしたものだった。
「玄関前まで行って〇〇子ちゃーんあそぽー」って叫ぶの(笑)
そんな子供時代。
年頃になって、好きな人もできたり、
でも連絡を取るのは、やっぱり家電話。
男の子からだと、先に電話に出た父に「居ません」と勝手に切られたりしたっけな。貴重な連絡に、なんてことすんだ!ちぇ。
今じゃ考えられないね(笑)
小学生だった私。まだかわいかった私。?
ある休日に、家族で出かけるょと声が掛かったのだけど、
その時は、どうしても友達と遊ぶことに夢中で、
「行かない」って言っちゃった。
家族は仕方なく、私以外で出かけて行っちゃいました。
友達と遊んでることが楽しくて仕方なかった私は、
そんなことは気にもならなくて。
けれど、夕方になり、外は暗くなり、
友達とも別れ、一人ウチに帰り、
「みんな遅いなぁ…」と時間が経つにつれ、
だんだんと不安になってきた。
昭和の子供の私にとって、外に出かけている人に連絡を取る術はなく、ただ待つしか。
待ってる時間が過ぎて行くほどに、心のざわざわが増して、
要らない想像が豊かになっていき、
仕舞には、交通事故にでも遭ったのだろうか???
「みんな死んだんじゃないのか…?」と考えたら、
ストーブの前にへたり込んで途方に暮れて泣いてた…
ら? 父の車の音が聞こえて、帰ってきたー!
自分が「行かない」と言った手前、
泣いてるのがバレるのが恥ずかしくて、
ササっと涙を拭ってなんでもない振りをした。
一緒に行けばよかったのに、ねぇ。
バカな子供時代。かわいかった子供時代。
現在は、大切な人が世界中のどこに居ても、
直ぐに連絡が取れる。
便利っちゃぁ便利。確かにね。
なんだろう、その分、
人とのつながりってものが時に希薄に感じることもある。
私は、昭和の時代を生きてきた「情バカな人間」
だと自分では思う。
その分、人とのつながりの中で
自分の心が痛むことも、少なくなかったかもしれない。
「信じられぬと嘆くよりも、
人を信じて傷つくほうがいい」と歌詞にもあるように、
バカでも、
そういう自分のほうが私は好き。
人と人とのつながりは愛ゆえにだと思う。
そんな昭和な生き方もいぃょ。
晴れいろの日々を。
---Coka.