以前からお伝えしているように、私は40代で卒婚をしました。
(このBlogで言う「卒婚」とは、世間の流行りの意味ではなく、戸籍上での意味です)
再婚をするまでは、数年間、母子家庭でした。
私の子供は二人。
長女(社会人)
長男(高校生)
現在のダンナsan.と再婚を考えたとき、
お付き合いだけのときとは、ワケが違うので、
当然、子供たちにも話さなければなりませんよね。
子供たちの年齢や、家庭の環境にもよるとは思うのだけれど、
私は、子供が相手であっても、「一人前の人」として扱うようにしています。
隠さないで、ちゃんと話す。
ある日突然、「実は、こうでした」なんてことは、ないように。
子供の気持ちも、大事にしたいので。
人って、大事なことほど、
知らなくて、後々知ることになると、なんとなく面白くない気がしません?
私の場合で言うと、彼と出逢って、お付き合いが始まったときも、
その日に、娘に話しました。
「母さんね、彼氏が出来たょ」と。
ちょうど娘の誕生日で、一緒にご飯を食べに出かけてて、
娘にも「おめでとう」と言い、娘からも逆に「母さんおめでとう」と言われました。
母である私が恋愛すること、幸せになるのを
喜んでもらえて、うれしかったのを覚えています。
息子には、数日あとになったけれど、
ちょうど彼にウチまで送ってもらったとき、
顔を合わせる機会が出来たので、
「母さんの彼氏ょ」「息子ょ」と、紹介したのです。
息子は、「えぇっそうなん?」と、ビックリしていたけど、
照れくさげに挨拶をして、好意的に接してくれました。
そんなワケで、互いの家を行き来するようになって、
ウチの子供たちとも、少しずつ仲良くなっていきました。
彼の方も、ウチの子供たちに美味しいものを買ってきてくれたり、
一緒にご飯に連れてってくれたり、
子供たちも、彼に対して、アイスを買ってきたり、
一緒にゲームしたり、友達みたいな関係と言ったらいいのかな。
私と彼との絆も愛情も深まり、
次第にお互いに人生を一緒に歩みたいと思うようになっていき、
その想いも、子供たちにも、ちゃんと話しました。
「母さんは、あなたたちのお父さんとは色々苦労もあって、添い遂げられなかったけれど、今は大事に想う人が出来て、やっぱり好きな人の苗字になりたいと思うんだけど、二人ともどう思う?」と。
やっぱり、人生の大きな転機となるので、
子供たちであっても、緊張ぎみに話した記憶があります。
「母さんが一人で居るより、幸せな方が良いから良いんじゃないの?」と、
言ってくれ、
それを聞いたときには、ホントに心からホッとしましたね。
「自分たちは名前変わらなくていいんよね?」とも聞かれ、
母さんとは苗字は違っても、親子には違いないから、それは大丈夫だということも話しました。
現在、私はダンナsan.の苗字を名乗り、
子供たちは、元夫の苗字のままです。
籍を入れるまで、子供たちと私、3人の暮らしが続き、
その後、
私が子供たちの家から出て、
子供たちの直ぐ近くでダンナsan.と暮らしています。
母親が先に嫁に行く。なんてのも面白いですよね。
さすがに、子供たちとは親しくなっても、
ダンナsan.のことは、互いに気を遣うとは思うので、
暮らしは別にしています。
とはいえ、歩いて数分のところに引っ越したので、
何かあれば、気軽に行き来できる距離です。
ちょいちょい行き来していて、
昨夜も娘が用事でウチに来て、お茶して帰っていったり、
パソコンなど機械に詳しい息子に来てもらうこともあったり。
そんな、ちょうどよい距離感を保っています。
子供たちが理解を示してくれたのも、
どんな付き合いであるのか、を、
包み隠さず、都度、話していたからなのかな?とも思います。
ダンナsan.が私のことを、本当に大事してくれていることも、
子供たちには、ちゃんと伝わっているようです。
ダンナsan.が真剣に私の住む市で一緒に暮らしたいと思ってくれてたこと、
その為に転職を考えてくれたこと、苦労ながらも就活中であること、
などなど、私やダンナsan.の事情も考えや想いも、全て伝えてきました。
私にとって、子供であっても、
一人前の扱い、大人と対等の扱いをすること。
は、これからも変わりません。
世の中には、私と同じように卒婚から、
その後、再婚のご縁のあるお母さんも居ることと思います。
【再婚をきめたとき】子供たちにどう伝えますか?
ホントのパートナーとの出逢いで、
ココロから幸せに。
晴れいろの日々を。