以前から記事にしている通り、「黄斑変性症」を患っています。
できるだけ自己治癒力を信じたいと思い、やれることをやってきたけれど、
進行性の病気なので、またいつ網膜の新生血管が出来て破裂するか不安があり、
思い切って、手術を受けることに。(何度目かの診察で、当日決めました)
白目に注射で薬剤を投入。
【抗VEGF薬治療】--病的近視における脈絡膜新生血管の発生にはVEGFという物質が関与している、そのためVEGFのはたらきを押さえる薬を目に注射する。(マクジェン・ルセンティス・アイリーアの3種)
網膜の腫れが引き、新生血管が減退する効果。
それでも一度傷んだ網膜は元通りにはならないため、視力の回復が見込めるかはやってみないと分からないそうで。
何度か続ける必要の高い治療で、一回の注射は3割負担でも4万~5万円。
ずっと悩み続けたけれど、元々のかかりつけの先生が何度も強く進めることを、紹介された総合病院の主治医に話すと、
「じゃぁ、注射しますか!今日!」と言われ(笑)
「え?今日?出来るんですか?」
「出来ます」
「します」となりました。
目に注射すること自体は、怖くはありませんでした。
それよりも、期間を取るとまた「した方がいいのか、いやしない方がいいのか」と、
繰り返し悩む自分がイヤだったので、即決しました。
良くなるかどうかもしてみなきゃ分からない治療に高額な費用を何度も払うこと、
副作用やリスクを伴うので、何が正解かもわからないけれど、
術後の経過は、今のところ感染症も見られず、順調。
また一週間後に眼底検査をして、異常が見られなければ、コンタクトレンズ使用が再開できるようなので、はやく今を脱したい。
一ヶ月後の検査を経て、そのときの状態を見ながら今後の治療の方針が決まっていくようです。
薬剤を入れても、無反応な場合もあるらしい。
少しでも視力の回復を望むけれど、全然ダメかもしれない。
とにかく、自分で、決めたから。正解としよう。
まだ世界を視ることが出来る。
晴れいろの日々を。
---Coka.